妖しい傷あとの美女 江戸川乱歩の「陰獣」


 江戸川乱歩の創造する世界は、やはり乱歩自らの筆でしか、完璧に描写することが出来ません。極言すれば、映像化することは無謀な企てであり、冒涜にもなりかねないのです。しかもその世界にはエログロやSM趣味が横溢していますから、原作に忠実に作ろうとすれば映画でも成人指定は免れず、ましてやお茶の間に無差別に入り込むテレビでは、不可能というものです。

 しかし、土曜ワイドの「美女シリーズ」は見事にそのあたりをクリアし、乱歩ファンをそれなりに納得させる作品を作り続けて来ました。そしてついに、あの禁断の「陰獣」が登場したのです! まず、その原作とは――

陰獣
初出:昭和3年8月〜10月、「新青年増刊」に連載

 江戸川乱歩が34歳の時に書上げた中篇で、作者自身の趣味趣向と本格ミステリへの愛情に溢れた傑作です。しかもトリックが前代未聞というか、全くの私見ですが、リアルタイムでは怖ろしい効果をあげていたと思います。それは物語の時代設定を昭和初期という、つまり作品が発表されたのと同時代にしてあるのがミソ! 繰り返しますが、そこがトリックの基本です。

 さて物語は、主人公の本格推理作家・寒川が、美術館で妖しい美貌の小山田静子と出会い、たまたま彼女がミステリファンで寒川の愛読者だった事から打ち解けますが、その彼女のうなじに残る赤いミミズ腫れが、寒川に痛切な印象を残します。

 彼女は実業家・小山田六郎と結婚している人妻でしたが、何時しか2人は文通を交わすほどの仲となり、ついにある日、寒川は彼女から深刻な相談を持ちかけられるのです。それは自分が不気味な脅迫を受けており、その脅迫者は探偵作家の大江春泥こと、平田一郎であるという驚愕の内容でした。

 実は静子夫人は、以前に平田一郎と関係がありながら、経済的な理由から小山田氏と結婚した事情があり、それから7年後の今、突然に平田一郎から手紙が届き、怖ろしい脅迫があったというのです。しかも自分は現在、売れっ子作家の大江春泥になっていると……!

 この大江春泥という作家はミステリを基本にしていながらも、その作風は耽美猟奇! 出世作「屋根裏の遊戯」はタイトルどおり、屋根裏を這い回って他人の秘密を覗き見する男の物語で大反響! その後に発表する作品も陰湿なプロットで人気を得たのですが、本人は異常な人嫌いで、編集者との打ち合わせや原稿渡しも妻と称する女を介して行い、また作家仲間の会合にも出たことが無いという変人でした。当然、住居も転々として、現在は行方不明……。

 で、平田一郎からの脅迫状には、小山田夫妻の生活の一部始終が仔細に書かれており、まるっきり天井裏から覗いたかのような描写されていたのです。もちろん、静子夫人に対する執着心は、ジットリと粘液質の想いですから、たまりません。

 そこで早速、寒川は編集者の本田の協力を得て大江春泥の正体と居所を探査する一方、小山田邸の夫婦の寝室で聞こえるという時計の音の真相を確かめるために天井裏へ上がるのですが、そこで、ある怖ろしい真相を秘めたボタンを発見するのです。

 こうして小山田夫妻の秘密や大江春泥の正体を知っていく寒川に、一際強い衝撃となったのが、小山田六郎のSM趣味であり、夫婦の爛れた夜の生活でした。もちろん寒川自身も静子夫人の妖しい魅力の虜になっているのは、言わずもがなです。

 そうした最中、なんと小山田六郎が変死体となって発見されます。そして残された日記や様々な状況証拠から、大江春泥の意外な正体が明らかとなり、寒川と静子未亡人は自然と結ばれるのですが、それはもちろん、SM趣味に耽溺した愛欲の日々! そして……

 という物語展開の中にはプロットとしてのSM趣味と同等に、ミステリ作家・大江春泥の正体が大きな比重を占めています。それは作中で代表作とされていた「屋根裏の遊戯」でも明らかなように、当時、世間一般に語られていた江戸川乱歩という、猟奇小説家のイメージと完全に重なるものです。

 つまり、些かネタバレになりますが、作家本人が自らのイメージを書くことによって、リアルタイムの読者は大江春泥という謎のミステリ作家の存在を疑うことが無いのです!

 このあたりは、当時の江戸川乱歩が如何に一般社会から忌み嫌われて異端視されていたか、現代からは想像を絶するアブナイ人気作家だったという表れかと思います。そしてそれを逆手に取った、作者会心のトリックだったのではないでしょうか。

 しかも当時の社会風俗や情景、陰湿な犯罪者や猟奇者の心情を自然体で描写した江戸川乱歩の筆も冴えまくり! 初出掲載された「新青年増刊号」は、忽ち増刷を重ねる大ヒット!

 という傑作の映像化作品としては、昭和52年に松竹で「江戸川乱歩の陰獣」という、時代考証にまで拘った名作が作られていますが、テレビ作品として「美女シリーズ」化したのが――

妖しい傷あとの美女;江戸川乱歩の「陰獣」
監督:永野靖忠
脚本:池田雄一
原作:江戸川乱歩「陰獣」
放送:昭和60(1985)年3月9日、テレビ朝日「土曜ワイド劇場」
出演:天知茂(明智小五郎)、佳那晃子(小山田静子)、中尾彬(平田一郎)
出演:根上淳(小山田六郎)、親王塚貴子(後藤由美子)、鶴祥代(小山田洋子)
出演:荒井注(浪越警部)、藤吉久美子(文代)、小野田真之(小林芳雄)
■出演:北町嘉朗(本田)、近藤玲子水中バレエ団 他

 キャストをご覧になれば、原作には無い登場人物も配されておりますし、昭和初期をリアルタイムの昭和60年に置き換えた舞台設定からして、原作が巧みに改変されているのは言わずもがなでしょう。しかしオリジナルの味わいは充分に残されております。

 まず冒頭、正体不明の男がワープロに向かって、不気味な小説を綴っておりますが、その内容は殺人予告風のミステリであり、愕くなかれ、同じ内容の映像がクロスフェードしていきます。それは某高級ホテルのプールサイドで海外バイヤーを相手に商談中の小山田六郎=根上淳、そしてそのプールで水中バレエを演じる娘の洋子=鶴祥代という場面です。しかし彼女はプールに沈んだ後、永久に浮かび上がることがなかったのです……。

 ここは水中バレエの衣装に身を包んだ美女がプールの中で舞い踊り、突然の死を迎えるという、原作には無い演出になっていますが、そこには件の不気味な男のナレーションが被さり、それはもちろん、自分が創作した物語というわけです。つまり小説が現実になっていくというのが、今回のミソ! ちなみに水中バレエとは、現代でいう「シンクロ」のことですが、衣装の露出度が少ないのが残念……。ただし後の捜査の場面では、必要以上に水着美女が映されています♪

 そして、この事件を担当するのが、お馴染みの浪越警部=荒井注なので、何の事も思わずに心臓麻痺と断定し、明智事務所に油を売りに来てしまいます。しかしそこで文代=藤吉久美子から、それは「週刊ミステリー」という雑誌に掲載されている「妖しい傷あとの美女」という作品と同じ展開だと指摘され、当然、浪越警部はお約束の不貞腐れ……。

 ちなみに今回から文代役に抜擢された
藤吉久美子が、ちゃきちゃきしていながら、微妙なお色気も滲ませて良い感じです♪ その彼女のプロフィールは――

藤吉久美子(ふじよしくみこ)
 福岡県出身の彼女は高校・大学とモダンダンスをやっていたそうですが、芸能界には昭和57(1982)年のNHKの連続ドラマ「よーいドン」のヒロインとしてデビューしています。そしてこの時からテレビを中心に活躍し、明るさと爽やかさ、さらに隠れ巨乳の持ち主として人気を集めるのですが、昭和63(1982)年に某歌舞伎役者と結婚・引退しています。しかし数年を経て離婚……。現在はタレントの太川陽介と再婚し、芸能活動も再開させており、清楚でありながら人妻らしいお色気も漂わせる存在として、私は彼女が大好きです。ちなみに、この作品に出演時の彼女は23歳ですが、けっこう無邪気な輝きは捨てがたい魅力がありますねぇ♪

 さて、その頃、明智小五郎=天知茂は某美術館で、ワケアリの美女・小山田静子=佳那晃子と出会っています。もちろん原作中の寒川が明智に置き換えられたわけですが、しかし小山田静子のうじなのミミズ腫れは原作どおりで、ゾクゾクさせられます。また明智の下心を巧みに表現する天知茂の如何にも芝居という演技も、微笑ましいところでしょう。

 ただしここは、小山田静子の方から明智に接近を試みた思わせぶりに、名探偵がまんまと乗せられた一幕です。実は彼女は不思議な脅迫に悩まされており、挙句に義理の娘・洋子が前述の事件で死亡しているとあって、明智小五郎に助けを求めていたのです。

 ここは恐怖に追いつめられている佳那晃子の煮詰まった演技や表情が、やや重苦しくもありますが、後々の展開を思えば、結果オーライでしょうか。自然体で明智にすがる彼女、そして例のミミズ腫れが強烈な印象です。

 ちなみに問題の脅迫とは、小山田家に届いた謎の手紙であり、それは新進作家の大江春彦が書いた「妖しい傷あとの美女」という連載小説の切り抜きでした。なにしろ作中の登場人物が、小山田家の家族や関係者の実名になっており、しかも現実に小説どおりの事件が発生しているわけです。

 こうして事件解決に乗り出した明智の前に、件の小説の第2回が発表され、次なる犠牲者が予告される形となりますが、名探偵は逸早く出版社を訪れ、大江春彦の正体を追求していきます。もちろんここで「大江春彦」とされた人物は、原作の中の「大江春泥」の改変ですが、その経歴は「屋根裏の遊戯」で注目された新進作家であり、住所不定、妻と称する女が編集者と打ち合わせをするという謎の人物設定は、原作と同じです。

 しかし、そうこうするうちに、なんと小説の第2回と同じ状況で事件が発生! 被害者は小山田六郎の秘書・後藤由美子=親王塚貴子で、シャワー中に襲われ、血まみれで刺し殺されているのですが、ここは期待通り、彼女の全裸体がたっぶりとサービスされます。もちろんその肉体には、鞭で打たれたようなミミズ腫れが!

 また小山田静子の求めに応じて彼女の家を訪れた明智は、原作どおりに屋根裏を這い回り、決定的な証拠を入手しますが、ここではもちろん、小山田夫妻が使っている寝室と鞭の存在が明智の視点で描かれており、独特の生臭みがたまりません。しかも天知茂ならではのアクの強い目の演技! 既に「屋根裏の遊戯」を読んでいる名探偵は、その主人公と同じ気持ちで天井裏の節穴から下の寝室を覗き見て、小山田夫妻の夜の営みを妄想してしまいます。そして当然、ここもきっちりと映像化されています。

 それはかなりエロい下着姿でベットの縛りつけられた佳那晃子が鞭打たれ、愉悦の表情を見せるという、非常に嬉しくも危ない場面です♪ 実はここでの下着姿の全身は、うつぶせの背中見せなので、吹替え疑惑もあるのでのすが、それまでの芸暦からして、彼女はこういう演技に対しても思いっきりが良いタイプなので、実演だと私は思います。そのプロフィールは――

佳那晃子(かなあきこ)
 昭和49(1974)年頃から大関優子の芸名で活躍していた彼女は、時代劇と現代物の両方で多くの作品に出演しておりますが、昭和55年頃に佳那晃子と改名して主演した「ザ・ウーマン(東宝東和・高林陽一監督)」で高い評価を得ました。さらに翌年公開の「魔界転生(東映・深作欣二監督)」では細川ガラシャ夫人を演じて濃密なヌードを披露、強烈な印象を与えています。またテレビでは昭和58年の「金曜日の妻たち(TBS)」における屈折した演技とか、とにかくこの人が出る場面は不思議なアクの強さが漂うという、凄い女優さん! ですから劇場公開映画でも、重厚華麗な演出をする五社英雄監督のお気に入りとなって「鬼龍院花子の生涯(昭和57年・東映)」「陽輝楼(昭和58年・同)」「極道の妻たち(昭和61年・同)」といった大作に出演し、その魅力を存分に発揮しています。さらに平成6年頃にはヘアヌード写真集を出して、世間のド肝を抜きました。う〜ん、若い頃から脱ぎっぷりの良かった人ですが……。

 こういう展開に続き、ついに明智は出版社編集部の協力により、大江春彦の妻が原稿受渡しに現れる機会に同行しますが、そこが今となっては如何にも「昭和」というテレフォン喫茶です。それは店内のテーブルに電話機が設置されており、店内外へ自由に電話で会話出来るというシステムがウリでした。つまりナンパや売春、危ない商談あたりに使われる事を目的とした営業なんですが、まあ、ケイタイの普及もあって、それほど流行しなかったと思います。

 で、ここは、まんまと出し抜かれる名探偵と浪越警部という、お約束になっていますが、トリックに使われる無線電話器というのが、元祖ケイタイという大型のトランシーバーのような代物ですから、若い皆様がご覧になったら失笑かもしれません。しかし当時とすれば最新鋭のテクノロジーであり、確か40万円以上もした高価な機器でした。う〜ん、時の流れは速いものです。

 しかし、ここで大江春彦の妻と目されるトンボメガネの女から、次なる原稿を入手したところで、事件は次の段階に移ります。それは小山田静子が誘拐され、小山田六郎までもが、轢き逃げで殺害されるのです。

 もちろん明智は怯むことがありません。小山田六郎のSM趣味から、殺害された現場近くの「大人のオモチャ屋」平田商会に目星をつけ、単身、乗り込むのですが、そこの経営者・平田一郎が不気味な雰囲気! 演じる中尾彬が、なかなかにハマっています。ちなみに店内には鞭やボンデージの衣装、蝋燭や様々な用具が展示販売されており、客を装ってあれこれ吟味する天知茂のネクラなスケベぶりも、実に感情移入させられます。

 そして店の奥に隠れていたのが、大江春彦の妻と称する、トンボメガネの女! ハッとする名探偵と間隙を突いて逃走する謎の女! それは屋上での軽業的脱出となって、またまた明智は出し抜かれますが、監禁されていた小山田静子を救出して面目を保ちます。

 ここでは和服姿で縛られている佳那晃子の乱れた姿から、なんとも言えない色香が漂います♪ もちろん恐怖と安堵から明智にすがりつく彼女に、天知茂のまんざらでもない表情が絶妙です。照れ隠しに事件解決の決意を力強く宣言するあたりも、憎めません。

 物語はこの後、平田商会に残されていた様々な遺留品から平田一郎が大江春彦と推察され、小山田静子との係わり合いが彼女から告白されます。それは高校時代のレイプ未遂事件から平田一郎のストーカー行為、そしてその所為で故郷から逃げる他は無くなった彼女と小山田六郎の結婚の経緯です。しかし年齢の離れた夫のSM癖から愛好者のパーティで平田一郎に再会してしまうという、悪夢への逆戻り……。

 ここは高校時代のレイプ未遂を再現した映像が拘りのセーラー服という、コスプレマニアには垂涎の演出になっていますし、パーティの場面では、拘束され、蝋燭の熱い滴りで身悶えする親王塚貴子! う〜ん、ここは乳首もピンピンという本物志向ですから、これをテレビでお茶の間に流していた当時の過激さは隔世の感があります。またここで、Mの愉悦に浸っている中尾彬の隠れた名演にも拍手!

 ちなみにこの告白は、連続する惨劇に怯えきった小山田静子が明智小五郎に甘え、2人で誰も知らない所へ行きたいという願いから、小山田家の海辺の豪華別荘が、その舞台になっています。もちろんここは、佳那晃子がリードして天知茂と良い雰囲気と思いきや、持ち前の野暮天ぶりを遺憾なく発揮するのが名探偵です。何と夜はソファーで独り寝という不自然さが、ありえないですねぇ〜。

 ところが翌朝、なんと小山田静子の姿が消えています。そして慌てて周辺を探す明智の目に飛び込んできたのが、車で彼女を追い回す平田一郎の悪辣な行為! そして烈しいアクションの末に、明智と平田一郎を乗せた車は断崖から海へ墜落して……!

 もちろんこれはシリーズではお約束の演出であり、生死不明の名探偵の葬儀の場から、鮮やかな謎の解明へと繋がりますから、「水戸黄門の印籠」あるいは「多羅尾伴内の七つの顔」というような不滅の痛快さが、「美女シリーズ」中毒者には欠かせないものでしょう。

 そこには明智小五郎が十八番の変装と独善的な推理が、今回もきっちりと用意されていますし、真犯人との対決における2人芝居は、「美女シリーズ」ならではのアクの強さで、たまりません。ただし、厳しい事を言えば、一部のトリックに「ありえない」という感が強く、せっかくの正統派ロジックにケチがついたような……。

 まあ、このあたりは、原作を改変し、尚且つ、シリーズのお約束を入れなければならない「縛り」の弊害でしょうが、物語全体として浪越警部=荒井注と明智探偵事務所の面々によるオトボケも感度良好♪

 また、お目当てのエッチ場面も、物語そのものがSM趣味に彩られていることから、なかなか美味しいものがあります。ただし放映当時の我国では、そういう趣味がある程度、社会的に認知され、美麗な表紙のSM誌が書店の平台で堂々と販売されているほどでしたから、原作の中にある「うしろめたさ」とか、抑圧された迫力というものが、やや稀薄かな……、と思います。

 それとこのエピソードには、非常に意味深な演出が怖ろしい偶然になっています。

 物語発端の後、最初に登場する明智小五郎は美術館に居るのですが、実は事務所から健康診断を強制されながら、それを嫌って病院予約をすっぽかしていたのです。「人間、どんなに丈夫そうに見えたって、どんな病気が潜んでいないとも限らないからねぇ」という浪越警部の台詞が! ご存知のように、明智小五郎=天知茂は、昭和60年7月27日、クモ膜下出血のため急逝しています。享年54歳……。こうして「美女シリーズ」には、一応のピリオドが打たれ.るのですが、これはそのラス前の作品として、あまりにも暗示的です。

 既に述べたように、原作者はこの名作に自らの存在をトリックとして使っています。それは江戸川乱歩=平井太郎≒平田一郎=大江春泥という図式です。しかし残念ながら、ここに映像化された「妖しい傷あとの美女」には、それが活かされていません。ただ、偶然にしろ、明智小五郎=天知茂という印象が、結果的に焼き付けられました。

 シリーズは、とうとう次回作が最後の事件になってしまいます。その意味で、実はこの作品が、現実にまで溢れ出た恐い布石になっていたのでしょうか……。そういう思いを禁じえません。

(参考文献:DVD「妖しい傷あとの美女」付属解説書」)

(2007.06.13 敬称略)