ネット配信版「花と蛇」緊急レポート

第10回


 東映版「花と蛇」が大ヒットしたことにより、竹書房の雑誌「特冊新鮮組」には劇画版の連載がスタートしました。またゲームが登場するという噂もあります。

 肝心の映画版は6月にDVDがレンタル開始&発売決定ということで、そろそろ劇場公開が終了しつつあります。可能な方には、ぜひとも劇場鑑賞をお勧め致します。

 さて、今回の配信は以下の2本でした――


足抜け花魁、雪中折檻図/Bカメ・クレーンカット

 4月配信の「マンスリー・プログラム1」の「花魁ショー1」と同じ場面の別ショットで、こちらはクレーンカメラを使用した映像を観ることができます。

 演出内容は緊急レポート第4回で取上げたとおり、縛られ、吊るされている杉本彩が両足首に掛けられた縄によって強制開脚され、白い褌をきつく締めあげられ、乳を激しく揉まれ、さらにグリグリと褌をクレパスに食い込ませられて喜悦の悶絶、という展開で、個人的には大満足でしたが、それを今回は別角度からというので、観る前からワクワクしていました。しかし結論から言うと、カメラに無駄な動きが多く、物足りません。

 当然というかBカメラ映像はリモートコントロールのために、動きは自在なんですが、ロングショットばかりです。時たま、うっ、と思う映像もあったのですが……。

 そう思って、「プログラム1」の同場面映像を見直すと、こちらはアップ映像主体で、あらためてそのエグサにグッときた次第です。


足抜け花魁、180度開脚吊り折檻/Bカメ・クレーンカット

 5月配信の「マンスリー・プログラム2」の「花魁ショー2」と同じ場面の別ショットで、こちらも同様にクレーンカメラからの映像です。

 演出内容は緊急レポート第5回で取上げてありますが、そちらは下から覗き込むような構図だったのに対し、クレーンカメラでは俯瞰から上半身を中心に嘗め回すような映像が堪能出来ます。もちろんロングショット中心ではありますが、杉本彩が着物の帯を強制的に解かれる場面でクルクル回るところはこちらでしか観ることが出来ず、お約束とはいえ棄てがたい魅力があります。

 それと縄で縛られた着物の胸の部分をこじ開けるようにして乳を露出させ、さらに縛めをきつくしていくところは、彼女の乳の撓み具合も最高です。また左足を吊り上げられ、腰巻を大きく割り広げられていくところ、そしてモロ見えになる秘部を狙っていくカメラワークはなかなか良く、これでは肝心な部分にボカシを入れなければならないのも頷けるということで、全体的な見応えは既に公開されたものに勝るとも劣らないと感じました。


 というような今回の配信映像、若干マニアックというか、映画製作そのものに興味のある方には必見ですし、すでに本篇をご覧になられた皆様には、ますます興味深いものと思われます。特に本篇の完成された映像の裏には、こういう無駄な部分や諸事情によって棄てられてしまった映像が存在しているという事実を再認識させられました。それをこういう形で堪能出来る現在の幸せに感謝しております。

(2004.05.08 敬称略・続く)