ネット配信版「花と蛇」緊急レポート

第19回


 ネット版「花と蛇」もいよいよラス前の配信となりました。前回のレポートの最後で、今回の配信は「放尿ショー」のメイキングが予定されていると書きましたが、それは私の早トチリ、申し訳ありません。さて、今月のプログラムはメイキング映像中心なので、コアなファン向けになっておりますが、今回もまた――


緋縮緬博徒ショー1/メイキングカメラ

 竹竿に後手に縛られている刺青姿の杉本彩……。その彼女の胸のサラシがほどかれていくところが、スタッフ越しにサイドから映し出されていきます。これは本番前の準備段階の様子で、彼女の肉体に描かれた刺青を直すところもあり、緊張感が高まっていく雰囲気が分かりますが、如何せん配信時間が30秒ほどでは……。


緋縮緬博徒ショー2/メイキングカメラ

 後手に縛られ、水平吊りにされて苦しむ杉本彩、そしてそれを容赦なく撮影していくスタッフの緊張感溢れる様子が分るメイキング映像です。配信時間は1分程度で、見所は「カット」の声で本篇カメラが停止した後の彼女の表情です。それは本気で苦しかったところから開放された安堵というよりは、演技を超えてSMの本質を垣間見た瞬間とも思えるのですが……。しかし残念ながらこれも、スタッフやその他諸々の部分が映りすぎていて物足りません。


緋縮緬博徒ショー3/メイキングカメラ

 T字縛りに磔されていく杉本彩、その縄の様子、スタッフの動きを追ったところから始まる映像です。場面は途中から本番に入っていきますが、彼女の赤い腰巻と白いサラシがジワジワと剥がされ、ついには秘部を突き出すような格好に縛られてしまいます。もちろんアンダーヘア部分はボカシが入っておりますが、そこを下から覗きこみ「丸見えだよ、ほら、恥ずかしいだろう?」と言葉で彼女の羞恥心を煽り、指でその部分を嬲っていく鬼源=有末剛のテンションの高さが羨ましい限りです。

 メイキングカメラの動きは現場の様子に加えて、杉本彩の表情のアップを執拗に狙い、本気と演技の狭間で揺れ動く官能美が異常な大アップで映し出されてハッとさせられますが、このあたりは何となく加藤泰監督作品を観ているような気分にさせられる意外な拾い物という感じです。

 場面はこの後、彼女の乳を嬲るところ等々がありますが、鬼源の役を代わりたいっ、と思ってしまうほど有末剛は楽しんでいないかっ!? そういう疑惑が浮かんでしまうほど熱の入った演出・演技を見ることが出来ます。これは現場の様子を映し込んだメイキング映像ならではの良さでしょうか。ちなみに配信時間は7分半弱でした。


 ということで、今回は何だか海賊盤みたいな雰囲気でした。こういう物は正直言うとお金を取って見せるものではないところが濃厚ですが、しかしファンというかマニアには逆に堪えられないという心理を突かれてしまったように思います。内容的には物足りず、あ〜ぁ、でしたが、後々になってこれを観ていなかったことを後悔してしまう雰囲気に満ちているという、これはまんまと思うツボというのが、今回の配信でした。

 さて来週はいよいよ最終配信で、今度こそ「放尿ショー」を中心としたメイキングになるようです。

(2004.07.15 敬称略・続く)