ネット配信版「花と蛇2」緊急レポート

第2回


 4月8日午後8時、待ちに待ったネット版「花と蛇2」が更新されました。今回も3本立てでしたが、杉本彩だけでなく、不二子と荒井美恵子が登場する映像も配信され、見応えがありました。その内容は――


#04 静子の妄想、オナニー/バスルーム・バージョン(11分36秒)

 石井監督の「よ〜い、はいっ」の掛声でスタートする場面は、バスルーム、そこで杉本彩がシャボンを含ませたスポンジで忙しなく体を洗っていきます。本当にゴシゴシと忙しないですが、それゆえに、例の陥没乳首が自然に勃起していたり、たわわな乳が揺れ動いたりして、グッときます。もちろんデルタ地帯〜股間も洗いますが、それがやや遠慮気味なのが残念……。ちなみにこの場面の彼女は前貼り無し、映像はソフトな修整なので、濡れて貼りついたアンダーヘアの按配が良く分かります。

 ちなみにこの始まりの部分は、メイキングカメラ映像から本篇映像へという流れを巧にミックスしてあり、それが全体を作っていく導入部として鮮やかです。

 で、次は彼女がシャワーを使うシーンへ移るのですが、このあたりから微妙なカット割が入ってきて、次の瞬間、彼女の背後から男の無骨な手が伸び、乳を揉み、さらに乳首を執拗に激しく抓っていきます。そして当然、彼女の股間にも背後から男の手が差し込まれ先ほど、それほどしっかり洗っていなかったその部分を撫で回すのです。うむむむっ、毎度の事で申し訳ありませんが、この役を代わりたい!

 浴室での戯れが大好きな私が、思わず引き込まれて凝視していると、いつしか男の手が黒いゴム手袋をしているものに変わっており、そのゴワゴワした感触に杉本彩はますます悶絶していきます。

 この場面はカメラワークも彼女の全身を舐め回すかのような執拗さがあり、さらに特筆すべきはその音声がシャワーの水流だけになっていることです。つまり彼女のヨガリ声をサイレントにしていることで、その官能の表情や肉体の蠢きが、より一層、ネタネタと映し出されているように感じます。

 で、場面はこの後、ついに彼女は男に背後から浴槽の中に引きずり込まれ、全身を蹂躙されますが、もちろん杉本彩も必死の抵抗を見せ、ご推察のとおり、大股開きの瞬間が何度もあります。ちなみにこの浴槽は、西洋バスタブなんで、全身が横たわれるスペースがあるのがミソで、お湯はバチャバチャ、シャワーはシューシューの音声が強調され、しかも彼女自身の声が消されているので、異様な迫力があって魅了されました。

 しかし次の瞬間、そのバスタブの中から彼女が突然起き上がり、つまり妄想からの覚醒と安堵の表情へと場面が繋がります。

 ここから次のカットへと移る部分はメイキング画像で繋いでおり、これは秀逸な編集です。そして肝心の次の場面は、バスタブの中での彼女のオナニーです。ここは彼女自身の指が自らの陥没乳首を揉み出して弄るところが、グッときました。それゆえ時間が短いのが残念です。

 しかし彼女のオナニーは続きます。それは秘部への指の動きと変わり、バスタブの中で淫らに両脚を開き、愉悦に浸る彼女の痴態は、なかなか見せてくれます。この場面は石井監督からの演技指導の声も無いようなので、全くの彼女の個人演技とすれば、かなり本気度が高いのでしょうか? このあたりは皆様のご感想をぜひともお伺いしたいところです。

 と、まあ、ここまでは最高だったんですが、一番最後に映像がメイキング・カメラに変わると、杉本彩が「おなか、すいたぁ〜」とか言うんです。個人的には、何を考えてこんな編集をしたのか、完全に???で、最後の最後で大減点でした。それまでの流れが最高だったので、本気でそう思っています。


#05 静子、剥き海老に縛られる/亮輔バージョン(11分45秒)

 亮輔=遠藤憲一のアトリエと思しき部屋が舞台、そのベットの上で杉本彩が遠藤憲一に縛られて行く一部始終が描かれています。これもメイキング・カメラ映像からスタートして本篇映像に移り変わるところは、なかなか臨場感があって良いと思います。

 肝心の内容は、まずベッドの上に全裸で横座りになっている杉本彩を後手に縛るところから始まり、次に上腕部と胸に縄が掛けられていきます。当然、彼女の乳が縄に挟み込まれて撓むところが見所です。

 この場面も台詞が極力少なくなっておりますが、遠藤憲一が「もっと! ……しろっ」等と時折命令する声響き、さらに杉本彩の息遣い、そして縄が擦れる音が効果的で緊張感があります。

 遠藤憲一の縄さばきは、手馴れた部分と素人っぽい部分とがミックスされていて上手い演技・演出です。このあたりはもちろん縄師の有末剛の指導があったのでしょうが、遠藤憲一のほどよい重苦しさが光ります。

 で、杉本彩への縛りの次の展開は、もちろん下半身で、まず白い褌! これを縄姿の彼女を横に転がし、足を大きく割り開いて、きつく締め込んでいくのですから、堪りません。カメラワークもかなりエグミが強くなっています。杉本彩の呻き声も本気度が高くいように感じます。

 そしていよいよ彼女を海老状に丸め、胡坐縛りに縄を掛けて行くクライマックスに入りますが、かなり苦しみに耐えている表情がなかなか素敵です。おまけにそうやって縛り上げた彼女を、秘部が上に来る様な体勢に持っていき、そのワレメ付近を褌越しに執拗に撫で回す遠藤憲一の嬉々とした表情が、これまた羨ましさ100%です。

 2人の絡みはこの後、ディープキスに流れていきますが、配信映像は残念ながらここでフェードアウトしてしまいます。

 というように、かなり緊張感のある良い場面で、配信時間の11分45秒が短く感じられました。う〜ん、しかし、どうなんでしょう、もしかすると映倫で切られてしまう部分があるかもしれません。特に杉本彩が褌を締められるあたりや、股間弄りのあたりが懸念されますが……。


#06 妹・小夜子/不二子、オークションの女・貴子/荒井美恵子(10分42秒)

 #06は2つのパートに分かれて、前半が遠藤憲一と不二子、後半が荒井美恵子の登場篇になっております。

 まず前半は、妹・小夜子=不二子をモデルに絵を描く遠藤憲一が、どうしても自分の作品に納得出来ず、絵を切り裂き、それを不二子が止めるという一幕です。この作品での小夜子は遠藤憲一の「妹」と設定されているらしく、この配信映像を見る限りでは、物語展開に近親相姦的味わいが加味されているようです。

 それは杉本彩の存在に嫉妬する不二子というシーンで明らかになり、2人の全裸での絡みまであるのですが、この不二子がなかなか小悪魔的雰囲気の演技で、気になります。実は彼女については良く知らないのですが、面立ちや肉体からはロリ風な魅力があり、しかし同時に女としての嫌らしさも漂わせているのです。特にバスタブに浸かっている遠藤憲一の背後から、全裸で首に足を開いて絡ませていくところは、なかなかグッときます。ちなみにここでの彼女も前貼り無しなので、ソフトに修整されたアンダーヘアが拝めますが、それが天然物の雰囲気で素敵です。また居直ったようにパンツを穿く仕草も、個人的には好きです。

 あと、遠藤憲一がなかなか進境著しいというか、重苦しい演技がイヤミにならず、さりとて芝居が浮ついていないところは特筆しておきます。それは前半で数テイク重ねらるシーンの連続映像からも分かると思います。それとここでの不二子との絡み、あるいは杉本彩との絡みは、傍から見るとかなり美味しい役得のような気がしますが、実際はそれどころでは無いはずで、その緊張感が良い方向に出ているものと思います。

 さて後半は、いよいよ荒井美恵子が登場します。ご存知のように彼女はセクシー・グループのギリギリ・ガールズをやっていた人で、当時から巨乳で人気がありました。その後、芸能界ではややブランクがありましたが、最近復帰、この作品出演意外でもSM風味のグラビアや写真集で話題を呼んでいます。

 ここでは極小水着のような衣装で捕らわれの身になっているのでしょう、屈強な男達に立ち姿で押さえつけられ、背後からは巨乳をしっかりと揉まれます。彼女の嫌がりは少しばかり芝居っ気が強いようにも感じますが、乳とデルタ地帯を弄られて思わず示す反応は、自然体だと思います。

 そして両脚を大きく開いた格好で抱きかかえ上げられ、下着越しに秘部を電動指バイブで刺激されるところのリアクションが、またグッときますし、その後、自分で衣装を脱ぐように命令されての仕草や、鞭打たれる時の悲鳴も愛好者のツボを刺激してくれます。

 それにしてもこの映像を観て気がついたのですが、彼女は意外にも日本人体形、失礼ながら、つまりはウエストのくびれがあまり感じられない肉体なので、どこか親近感があります。この作品では、どのような責めを受けるのか、楽しみになってきました。


 ということで、今回の3本もなかなか見応えがありました。まず杉本彩の演技の習熟度が上がったというか、前作よりはSMというものに対する理解度がアップした演技になっていると思います。特に#05で縛られていく時の表情やリアクションは、なかなか良いのではないでしょうか?

 また今回の配信映像を観る限りでは、作品全体がガチガチのSM物というよりも、ロマンポルノ的な味わいが強くなっている気が致しました。それは石井監督のスタイリッシュな演出や映像、杉本彩の自己陶酔的演技、さらに遠藤憲一&不二子の近親相姦的雰囲気等々から私が勝手に推測しているものですが、それが吉と出るか、凶と出るか、ますます劇場公開が楽しみです。

 最後に、この日に配信が予定されていた「花と蛇:秘蔵短編集プログラム1〜2」は4月22日に延期されたようで、その日の配信は次のように告知されております。

 ●不二子、荒井美恵子インタビュー(無料)
 ●花と蛇:秘蔵短編集プログラム1〜2
 ●花と蛇:本篇
 ●杉本彩・告白

 最後の「告白」が大いに気になるところです。また、「花と蛇2への道・第4回」に配信予定を掲載しましたが、前述のように変更されましたので、後日、訂正したいと思います。

(2005.04.10 敬称略・続く)