ネット配信版「花と蛇2」緊急レポート

最終回


#17 静子 / 磔串刺し Part-2(10分18秒)

 雷鳴と雨の中、女武者姿の杉本彩が捕らわれて磔にされています。これは「#03」のアウトテイクというところですが、それと同様に猿轡もきつく噛まされており、乳にも縄がかけられ、さらに両脚も左右に大きく割り開かれている彼女は、取り囲んだ野武士達によって衣装を剥ぎ取られていくのです。もちろんその下は、お約束の褌♪ そこを下から覗き込まれ、猿轡によって声は出せないものの、その羞恥は彼女の眼に明らかですし、さらに乳を揉まれ、秘部を褌越しに刺激されて、身を捩るあたりは、かなり本気度の高い演技だと思います。

 もちろん次の場面では、その褌も剥がされてしまいますが、そこにはボカシ越しにヘアがぼんやりと浮かびあがっていることから、この場面は前張り無しと推察出来ます。そしてそれをじっくりと眺める男達、さらにその中のひとりが、磔台に昇りつき、彼女にむしゃぶりついて行くのです。

 雨と涎でびしょびょになる杉本彩の乳の素晴らしさは言わずもがなですが、秘部を貫き通されて悶絶する彼女の苦しみはリアルですし、この野武士役の男優の演技が、仕事になっていない嬉々としたものを滲ませているという、エグイ演出です。

 そしてクライマックスでは、事を終えた男によって、彼女の爛れた秘部が槍で突き通されるという流れになりますが、これはもちろん劇中劇なので、ちょっとやりすぎかと思いました。ただし彼女の嗚咽とか個人的好みの肉体には完全降伏状態です。

 最後に「カッ〜ト」の声でスタッフが駆け寄り、彼女の戒めを解く場面は緊張感が溢れる現場の熱気が伝わり、彼女の安堵の笑みが印象的でした。


#18 荒井美恵子 / 緊縛されファッキングマシーン
    千秋 / 大の字磔;乳房注射針抜き(9分6秒)

 まず前半は、オークション会場で後手に縛られているヌードの荒井美恵子が登場、そこへさらにキツク縄がかけられていきます。もちろん彼女の巨乳は撓み、ハアハアいう喘ぎ声が刺激的です。そしてそのまんま、巨大ペニスマシンがセットされている椅子に運ばれ、そこに大開脚で固定されていくうちに、彼女の喘ぎ声に恐怖の表情が混じってくるあたりがグッときます。

 画面はこのあたりでオーション会場の雰囲気も入ったものになりますが、そのまんま、巨大ペニスマシンに犯される荒井美恵子がぐったりしたところから、腰を動かして悶絶しそうになっているのがリアルです。

 実はサイト解説文によると、ここはファッキングマシーンの設定位置を間違え、彼女に近すぎる状態だったために、その先端が前張り越しに彼女の秘部を本当に刺激していたという、嬉しい誤算だとか♪ そういう状況なので、大袈裟ではないリアルな部分が楽しめます。

 後半は「#15」で見る者を驚愕させた千秋が再登場、いきなり肉感たっぷりの乳のアップには沢山の注射針が刺さっており、それが今度は逆に抜き取られていきます。ここはその度に彼女の喘ぎと嗚咽が強烈で、尚且つ、注射針が抜き取られる瞬間に動く皮膚の感覚が本当に怖いです。気の弱い私は、ちょっと吐き気まで催して……。実際、血が滲んでくるところまであるのです。

 そして彼女の次の場面は、全裸で磔にされ、野武士に槍で突かれるという演出ですが、これはおそらく、杉本彩に対する同場面のカメラテスト映像かと思われます。しかしそれでも彼女の本気度は高く、女の泣き叫びや恐怖の表情は美しいという、SMの本質が垣間見れる素晴らしい瞬間があります。

 失礼ながら彼女はけっしてスタイル抜群ではありませんが、むしろ肉感的でポチャ巨乳が好きな人には、たまらない映像だと思います。特に槍で乳首を刺激されるところは、演技を超えた素晴らしさです。まあ、このあたりは生撮りSMビデオと言われれば、それまでですが……


#19 静子 / 携帯便器に放尿 お宝映像アラカルト(11分27秒)

 前半は杉本彩が褌姿で柱にしゃがみポーズで縛られ、執拗に下腹部を揉まれる映像が続きます。ここは彼女が尿意に責められているという設定なのですが、猿轡を噛まれさているので「もれそう……」とかの台詞が無いのが残念です。ただし彼女の表情や仕草からは、そのあたりの苦しみがそれなりに伝わってきて、これは彼女の演技力の向上だと、素直に認めます。

 で、肝心の場面、つまり失禁ギリギリの刹那の表情から褌越しのおもらしについては、竹竿を使って両脚を左右いっぱいに広げられているので、内腿の筋肉の微妙な動きも妖しく、また滲み出てくるおしっこの水流も自然で、ゾクゾクさせられます。しかもその前段として、必死に足を閉じて我慢しようとする仕草もあったりするので、マニアには、まあまあの合格点でしょう。

 しかし次の、タイトルにもなっている「携帯便器に放尿」は???です。それは市販されている黒いビニール袋のついた非常用便器なので、肝心の尿流が見えず、全く意味の無い映像になっています。まあ、考えようによっては、そんな物を拘束された状態で、しかも衆人環視の中で股間にあてがわれるという恥辱、という演出とも受け取れますが、これは本編ではカットされた未使用映像というのも肯けます。

 どうせならここは、ブリキの洗面器にバシャバシャと派手な音をたてて放尿し、嘲笑されるというお約束の演出を、マニアは望んでいるのではないでしょうか?

 さて後半は本編からの美味しい場面のダイジェストで、まず杉本彩と遠藤憲一が鏡の前で激しく絡むシーンです。ここはバックから突きたてる遠藤憲一と、それを受ける杉本彩の呼吸も良く、カメラワークも冴えています。

 次のシーンは鏡の前でヌードでポーズをとる杉本彩を縛ろうとする遠藤憲一、それを嫌がる彼女の逃げが迫真で、彼女の肉体もなかなか女の生臭さに溢れています

 最後はこれまで様々な媒体でお馴染みの、エッフェル塔を背景に屋上で全裸ダンスを披露する杉本彩という場面ですが、これは熱狂的な彼女のファンならば大喜びでしょうが、真SMファンにとっては付け足しとしか思えないのでは……? やや穿った見方をすれば、杉本彩お得意のダンス場面を入れることで、彼女のご機嫌を伺ったとも思えます。まあ、このあたりはSMマニアばかりを相手に作品を作っているわけではないので、ここまでに致します。


 ということで、「花と蛇2」のネット配信も今回が最終回のようです。

 この企画は前作で初めて公開され、大反響を呼んだわけですが、今回はどうだったのでしょう。個人的には昨年のものよりも配信映像そのものが丁寧に作られていたという感想です。ただし、今回は必要以上にボカシが入りすぎというか、ネット配信ならではの過激さという、お目当てのサービスが低下していたと思います。

 ただし映像と作品の質は前作以上であることが、このネット配信映像から充分に伝わってきており、実際に劇場で本篇を観た時の感想は、そのとおりでした。その意味では、今回のネット配信は「有料予告篇」と言えない事も無いという、なんとも曖昧も部分を含んでいたと思います。そしておそらくは今後発売されるDVDのオマケ映像に、一部が使用される可能性が強いのではないでしょうか。

(2005.08.08 敬称略)