the rolling stones song chornicled
転石音盤史
1967 part 33

■Between The Buttons (London LL3499:mono / PS499: stereo)
発売日:1967年1月20日(米)
A-1 Let's Spend The Night Together (stereo album version)
A-2 Yesterday's Paper
A-3 Ruby Tuesday (stereo album version)
A-4 Connection
A-5 She Smiled Sweetly
A-6 Cool, Calm And Collected
B-1 All Sold Out
B-2 My Obsession
B-3 Who's Been Sleeping Here ?
B-4 Complicated
B-5 Miss Amanda Jones
B-6 Something Happened To Me Yesterday
 問題作「Between The Buttons」の米国仕様盤です。発売日は英国盤と同じでしたが、これまでの慣例どおり、アメリカ独自の編集方針により、両面大ヒットのシングル「Let's Spend The Night Together / Ruby Tuesday」の2曲をしっかりと入れたことで、A面冒頭からの流れが最高になっています。
 あぁ、このクールでサイケで、ポップでロックな雰囲気の流れは、たまりませんねぇ〜♪
 しかも前述のシングル曲は、ここでステレオバージョンが初登場♪ さらに厳密に言えば、ここに収録のものはアルバムバージョンとなりました。
 ですからチャートでも2位の大ヒットになっていますし、1986年の初CD化では、この米国仕様盤が基準とされています。個人的にも、こちらが好み♪
 しかし日本では、そのCD時代になってから、初めてこの仕様で発売されたと記憶しています。そして、もしリアルタイムでこちらが出ていれば、このアルバムに対する我国での印象や評価は、かなり変わったと思われるのですが……。
 ちなみに英国仕様盤から外された「Back Street Girl」と「Please Go Home」は、アメリカで次に発売されるLP「Flowers」に収録されるのでした。

Let's Spend The Night Together / 夜をぶっとばせ! (stereo album version)
作者:Mick Jagger & Keith Richards
製作:Andrew Oldham with Jack Nitzsche & Glyn Jones
録音:1966年11-12月、ロンドンのオリンピックスタジオで録音
共演:Jack Nitzsche (p)
 シングル盤の項で既に述べたように、このステレオバージョンはシングル盤で既発のモノラルバージョンに比べて、フェードアウトの部分が長めになっています。そして分離の良いステレオ感が、グリン・ジョンズの作り出す真正ロックの音をしっかりと再現しているので、侮れません。実に最高です!
 しかも、このアルバムのモノラル盤に収録のモノラルバージョンは、シングル盤とほとんど変わらないのですから、つまりこれは「ステレオアルバムバージョン」としておきます。けっこう、ややっこしい世界なんですが、現行CDは全てがステレオ仕様ですし、今となってはアナログ盤そのものも、ステレオ盤が圧倒的に流通していますからねぇ……。
 このアルバム以外の主な収録は以下のとおりです。
●Between The Buttons (US LP version) = CD
●Flowers (London PS509 = US 12"LP:stereo)
Flowers = CD
●Through The Past, Darkly (Decca SKL5019 = UK Compilatino 12"LP:stereo)
●Through The Past, Darkly (London NPS3 = US Compilatino 12"LP:stereo)
●Through The Past, Darkly = CD
●Hot Rocks (London PS606/7 = US Compilatino 12"LP x 2)
●Hot Rocks = CD

Ruby Tuesday (stereo album version)
作者:Mick Jagger & Keith Richards
製作:Andrew Oldham with Glyn Jones
録音:1966年11-12月、ロンドンのオリンピックスタジオで録音
 これもモノラルバージョンに比べるとピッチが遅いというか、やや、ゆったりした印象なのがステレオバージョンです。これはシングル盤に馴染んでいると、どうも気になるところなんですが、リスナー各人の好き嫌いということで、ご理解願います。
 ちなみにこれも、前項同様の理由から、「ステレオアルバムバージョン」としておきます。
 このアルバム以外の主な収録は以下のとおりです。
●Between The Buttons (US LP version) = CD
●Flowers (London PS509 = US 12"LP:stereo)
Flowers = CD
●Through The Past, Darkly (Decca SKL5019 = UK Compilatino 12"LP:stereo)
●Through The Past, Darkly (London NPS3 = US Compilatino 12"LP:stereo)
●Through The Past, Darkly = CD
●Hot Rocks (London PS606/7 = US Compilatino 12"LP x 2)
●Hot Rocks = CD


参考文献:「ローリング・ストーズ・クロニクル / マッシモ・ボナンノ著」
参考文献:「ノット・フェイド・アウェイ / ジェフリー・ジュリアーノ著」
参考文献:「Das Weissbuch / Dieter Hoffmann著」

(2007.02.11 敬称略・続く)