サリーの息子がCDデビュー

 サリーと言っても魔法使いじゃなくて、ノッポの方、つまりノッポのサリーはリトル・リチャードのオリジナル・ヒットとはいえ、ビートルズのカバー・バージョンがあまりにも有名ですが、それがニックネームになっていたのが、日本のグループ・サウンズでは大変な人気があったザ・タイガースのベーシスト=サリー=岸部修三、そうです、現在の日本映画・演劇界で独自の地位を築いている岸部一徳です。
 で、そのサリーのご子息がメンバーのバンド=パウンチホイール がこの度、公式にCDデビューがすることになりました。彼の名前は岸部大輔担当楽器も同じくベース 、写真でご覧いただけるように、一番左側の長身でマッシュルーム・カットの彼がその人です。おぉ、親父さんにそっくりですよね。
 さて、その父親である岸部修三は特にテクニシャンではありませんでしたが、その歌うようなベースのフレーズがグルーヴィで、ザ・タイガース〜ピッグ〜井上バンドと、昭和40年代後半から50年代にかけて、日本歌謡ロック界を根底から支えていたひとりと言っても過言ではない活動を繰広げ、さらにその後は役者=岸部一徳となり、現在に至るその大活躍は皆様ご存知のとおりです。
 そして、その父親の薫陶を受けた岸部大輔のベース・プレスはピック弾きのランニング・フレーズが得意とか! つまり1960年代ロックの最もコアな部分を追及しているわけで、それが根っこにあるこのバンドは要注意、大いに気になります。
 以下は現在まで判明しているそのアルバムの概要です。

リアル/パウンチホイール(7曲入り)
 ※レーベル:コアレコード
 ※品番:COAR-0033
 ※予価:1995円(税込)
 ※発売予定日:10月18日

 収録曲、内容等々の追加情報は、また後ほど掲載する予定ですが、収録曲の内で1曲だけ、岸部大輔がリード・ボーカルをとっていて、それは父親ゆずりのふかい声質だとか、いやはやなんとも楽しみです。うむ、こうやって昭和歌謡ロックは伝承されていくのだなぁ……。ちなみに彼等の公式サイトはここです。

(2004.09.09 敬称略)